話題のE-REV ボルトに同乗試乗した際のインカー

シボレー・ボルト　(同乗試乗)　動画

短い映像ですが、これはこれで割と面白いかも?

東京モーターショー2011の『次世代自動車同乗試乗会』で撮影したE-REV(Extended Range Electric Vehicle)シボレー・ボルトのインカーです。急遽撮影したコンデジによるプアな映像ですが、電源オンから走り出すボルトの動画というのは珍しいと思います。

実際の車内はもっと静かです!

　３分弱の非常に短い動画です。ドライバーズシートに着座してからスターターをオンにして走り出す所から、短いコースをクルっと一周走る様子を撮影しています。



　その１で書いてある通り、ＥＶらしくボルトは基本的には無音です。プリウスなどのハイブリッドカーに乗った経験のある人であれば、モーターのみで走行している状態を思い浮かべてもらえば分かると思います。
　正直、筆者のように昔ながらの大排気量Ｖ８エンジンを搭載したアメ車が好きな人間からすると、エンジンをかけた瞬間の振動や音がないのは寂しい気もするし、走行時にエンジン音や排気音がしないのも違和感があります。しかし、そもそもそういった古いガソリン車と電気自動車を同一目線で比較すること自体がナンセンスであり、ボルトのようなＥＶを語る際に引き合いに出すべきは、同じＥＶであるニッサン・リーフや三菱アイ・ミーブ、あるいはトヨタ・プリウスやホンダ・インサイトのようなハイブリッドカーが妥当でしょう。

　インカー中の会話にもあるように、現時点ではボルトの日本導入は未定です。国産のＥＶですら充電設備などのインフラの問題は完全には解決していない状況ですから、ボルトが日本に正規輸入されるには少し時間がかかるかもしれません。しかし、もし日本導入が正式に発表されれば、その時には改めて国産のＥＶやハイブリッドカーと比較取材し記事を掲載したいと思います。

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シボレー・ボルトのインパネ周辺のデザインは非常に秀逸です。全体的なフォルムは既存の乗用車と大差ありませんが、センターモニターやインストルメントパネルの液晶などはＰＣやスマフォの延長線上といった感じの雰囲気があります。

ボルトは２＋２の４人定員ですが、座席は前後とも十分なゆとりがあり、座り心地にはキャデラックなどの高級セダンに通じるしっかり感があります。

ボルトに限ったことではありませんが、ＥＶが普及するための最大のポイントは充電設備などのインフラの整備に尽きるでしょう。