TEST RIDE

[試乗記]

5代目マスタングの救世主!

フォード マスタング コブラ

FORD MUSTANG COBRA

5代目マスタングの中でも飛び切りホットなモデル、それがコブラである。

更新日:2010.02.15

文/編集部 写真/編集部

取材協力/フォードジャパンリミテッド TEL 0120-125-175  [ホームページ]

昔からイメージ受けのいいマスタング

 「マスタング」というネーミングは日本でも非常に有名である。「クルマは日本車と決めていて、セルシオかクラウンしか知らなくても、マスタングという名前だけは知っている」という諸先輩を筆者は数多く知っている。

 その名前を知るきっかけとなったのは、ドラマかもしれないし、はたまた映画かもしれない。それらがどこの国のものにせよ、マスタングに限っては、悪いイメージで描かれたモノはないはずだ。常にファッショナブルで力強く、頼りになる存在。
 実際のデザインの好き嫌いは別として、イメージとしてはそんな感じである。カマロといえば「硬派な男」を連想させるのに、マスタングと聞けば「お洒落な人」をイメージしてしまうのは、こういった事実が原因である。

 日本ではフォードよりもシボレーの方が名の通りがいいが、マスタングのイメージが浸透している理由は、何よりメディアに登場する機会が多かったからであろう。

 93年に登場した5代目マスタングは、そんなイメージをもとにアメ車ファンのみならず、アメ車に無知であった老若男女を一斉に取り込むことに成功している。ポニーと呼ばれるコンパクトなボディを先祖代々採用してきたマスタングは、日本の道路事情においてはジャストサイズだ。しかもセンスの良さを感じさせるお洒落なボディデザイン。

 この年代のマスタングに搭載される3.8リッターV6ユニットでも、アクセルを床まで踏み込めば十分すぎるほどの加速を味わうことができ、もっと強力なトルクを求めるマニアには4.6リッターのV8ユニットを搭載したGTが存在する。他メーカーに比べて廉価なコンバーチブルが用意されているのもマスタング全体のイメージアップに貢献している。

フロントスポイラーに格納されているフォグランプが「コブラ」の識別点となる。

両サイド2本出しのマフラーからは重低音なサウンドが響き渡る。

アメリカンV8+MTが別世界へ誘う

 しかし、このような5代目マスタングの優位性には、一般の人々を惹きつけるだけの魅力があったのは事実だが、コアなアメ車ファンをも唸らせるには何かが足りなかった。そうそれは、往年のアメ車を知る者、もしくはアメ車らしい迫力を求める人々に訴えかける何かである。

 ここで紹介している「コブラ」はそんなマスタングの救世主としてオススメである。本当にアメ車が好きで、マスタングに乗りたいのなら、「コブラに乗るしかない」といわせるだけの性能と商品力を兼ね備えている。

 マニュアルシフトで操る独特のエンジンフィーリングに官能的なサウンド(マジでイイ)。それに伴う怒濤の加速感。そして限定モノというマニアの物欲を刺激する販売方法。エンジンパワーが凄すぎて「足がついてこないんじゃないか」という不安に駆られる「あの感触」は、アメ車そのものだ。

 もう少し詳しく語ろう。ドライバーに傾けられたシフトを握りアクセルをひと踏みすればそれこそ快感が押し寄せる。いわゆるV8エンジンの咆哮が実にダイレクトであり、ドライバーは否応なく熱くなれる。
 
 だが、足回りはエンジンパワーを制御するほど固めれてはいないから、コントロールする自信がなければカーブ手前では減速が必至である。
 だがブレーキやステアリングの反応などはパワーに見合った動きをするから、購入後にショックやコイルを換えれば、それこそスーパーな官能マシンが誕生するかもしれない。それほど楽しさに溢れたクルマである。

 今なら中古車としてまだ程度の良いモノが残っている。手にするなら今しかないのである。

4.6リッターDOHC V8エンジンは、309馬力、トルク41.5kg-mを発生させる。豪快なパワー感と共に大きくなっていくエンジンサウンドは、非常に気持ち良く、かつ迫力を伴う官能的なモノで、近年のアメ車の中ではナンバーワンといえるほど。このエンジンを味わうだけでも買う理由になるだろう。

全体的にスポーティな印象のインパネ。ホワイトメーターとマニュアルシフトがよく似合う。シフトは5速で、小気味いい操作感が非常に嬉しい。

レザーシートが標準だが、激しく走るとホールド製に欠ける。レカロシートが似合うかもしれない。

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