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[試乗記]

第三世代の新型モデルは究極のラプター

2021 フォードF150ラプター

最新フォード車を扱えないショップが増える中スペースYOKOHAMAに入荷

もはや限られた店舗にしか入荷しない最新のフォード車。中でも第三世代の新型ラプターは、かなり入手しづらいモデルと言われているが、ついに上陸。早速取材した。

更新日:2022.06.11

文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力/スペース YOKOHAMA TEL 0455300139 [ホームページ] [詳細情報]

ベースとなるF150のモデルチェンジと共に

 ラプターは、ベースとなるF150トラックのハイパフォーマンスバージョンとも言える存在。だから2020年6月にF-150がフルモデルチェンジしたことにより、ラプターも同様にフルモデルチェンジし、2021年2月に生まれ変わった。

 だが、フルモデルチェンジは行われたものの、直輸入車として日本へ導入されるにはそれからさらに1年超の時間を有し、この度スペースYOKOHAMAによってフルモデルチェンジ後の最新モデルが上陸。

 個体は2021年型の新車。ボディカラーはマットグレイの「LEED FOOD」で37パフォーマンスパッケージ装着車である。ちなみにこの「LEED FOOD」というボディカラーは2021年のみで廃盤となってしまったからすでにレアな個体と言える。

 さて、今回上陸したラプターは2010年デビュー、2017年フルモデルチェンジ、そして2021年のフルモデルチェンジということで第三世代モデルとなる。

▲2017年に登場した二代目モデルをベースにフルモデルチェンジ。そして2021年にデビューした3代目モデル。

▲排気量を落としV6ツインターボエンジンとし、ボディの大幅軽量化&高剛性を実施し、さらに三代目では足回りを大幅改良。パフォーマンスを最大限にアップさせている。

本国ではスポーツカーよりも売れているほど人気高

 第二世代からの大きな違いといえばデザインと足回りであり、搭載エンジンに関しては旧モデルからのリファインといった感じ。

 だがそれでも、ボディの剛性は大きく変わりさらに一段と強固になり、また足回りにはこれまで以上に過酷な地形を走る抜けるための精度と信頼性を上げた高性能が与えられている。すなわち、ラプターの広報写真でよく見るあのジャンプしているシーンが実際に可能なサスペンションである!

 ちなみに余談だが、本国では第二世代のラプターの販売台数は、ポルシェのスポーツカーの全ラインナップを累積的に上回り、同時にシボレーコルベットも上回っていたというから、この手のハイパフォーマンスピックアップとしてはいかに売れ人気があったかということが認識できるだろう。

 で、搭載されるエンジンは3.5リッターV6エコブーストツインターボ。450hp、最大トルク510lb−ftが発生され、巨大なボディをかなりの勢いで走らせる。

 少なくとも旧V8エンジン搭載時代とは車両自体の作り込みから変わり、世代が変わるごとに圧倒的に速くなっている。と同時に悪路走破性も高まり、まさしく無敵のピックアップマシンである。

▲搭載されるエンジンは3.5リッターV6エコブーストツインターボ。450hp、最大トルク510lb−ftが発生させる。第二世代モデルをベースにリファインを行っている。

▲F150をベースにワイドトレッドにし、サスペンションも全面改良。ワイドボディは単なる見せかけの迫力アップを目的としたものではなく、レーシングカーとしての機能を優先させた結果のオーバーフェンダーである。

▲37パフォーマンスパッケージ装着車であるから、37インチのタイヤが装着されている。

レースで勝つためのマシン

 というか、ラプター自体は基本「バハ1000」と呼ばれる世界で最も過酷なレース車両がベースにあり、そこで勝つためのマシン=場所は違えどかつてレースのために生まれたスカイラインGT−Rのような存在のピックアップ版と言えるのである。

 そう、ラプターにあるのはそういったレーシングマシンとしてのオーラであり、そこがラムやシルバラードとの決定的な「違い」となって現れている。

 この新型では、ラプター専用に開発された5リンクサスペンションが採用され、荒れた路面での信頼性とコントロール性、さらにパワーが発揮できるよう踏める足回りになっている。

 プラスして次世代型のFOXレーシングの最先端ショックが俊敏な減衰調整を可能にし、また耐熱性を高めることで、長時間安定して砂漠を走ることが可能になったという。

 同時に35インチ、または37インチタイヤの装着が可能になり、最大のトラクションとハンドリングが実現されているというが、これら新型の足回りが可能になったのもベースボディに、軍用グレードのアルミニウム合金と複合ボディを備えたボックス化された高強度のスチールフレームを使用しているからであり、想像以上に強固なボディを作り上げたおかげである。

▲赤いラインのセンターマーカー入りステアリング等レーシングマシンさながらのインテリア。ただし、ツインのムーンルーフにバング&オルフセンのオーディオシステム&18スピーカーが装備される等、すべてを硬派にしないのはさすがアメ車。

▲組み合わされるミッションは10速ATで、V6ツインターボエンジンのパワーを積極的に引き出し使い切る。

▲メタル素材の硬派な感触を示すパドルシフトはステアリングを回しながら変速可能な長いサイズのもの。とにかく質感がいい。

▲メーター内にはマルチインフォーメーションディスプレイが備わるが、メーター自体もレーシーなデザインで気分が高まる。

一段と磨きをかけた究極モデル

 さて実車である。最新のラプターはやはりどの時代のラプターとも同じく、レーシングマシンとしてのオーラを激しく感じ、また見た目だけでなく各部に触れるとその硬派な印象が如実に伝わってくる。

 室内にはレカロ製のバケットシートが採用され、赤いセンターマーカー入りステアリングがよく似合い、メーター周りからセンターコンソールに至るまで実用ピックアップのような雰囲気は微塵もなく、かなりスポーティな印象だ。

 だがそれでいてツインのムーンルーフにバング&オルフセンのオーディオシステム&18スピーカー装備というからやっぱり根はアメ車(笑)なのだろう。

 激しくデカイ印象を受けるラプターだが、走らせればほとんどロールせず首都高くらいだとやたら速いという話を何度も聞いたことがあるが、おそらくこの第三世代モデルはこれまで以上に速いだろうから、乗れば違いが一目瞭然のはず。

 というか、第二世代があり、そこから第三世代へと進化したラプターだが、正直、「第二世代でも十分に良い」という印象であったから、今回はその第二世代をベースにさらに一段と磨きをかけたスペシャルマシンということで究極のラプターとも言えるだろう。

 少なくとも3.5リッターV6エコブーストツインターボエンジンを搭載したラプターの最終形とも言えるわけで、この型を入手したいと多くのファンが望んでいるのも頷けるのである。

▲レカロシートは、レザーとスエードのコンビシート。カラー&質感共に最高レベル。

▲スーパークルーだけにセカンドシート周りのスペースが広大で、純粋に人を運ぶためにも使える。

▲ご覧のようにピックアップトラックであり、そう言った使い方ももちろん可能。

▲荷台に登るための足をかけるラダーが設置されているのは、さすがはピックアップ王国の一台。

リンカーンナビゲーター、ラプター、ブロンコといった最新車両を手がける

 直近でいえば、最新型のフォード車を扱えないショップが増えている中で(最新の電子デバイスを持っていないため、または扱えないために整備や改善ができないから)、最新のリンカーンナビゲーター、ラプター、ブロンコといった最新車両を矢継ぎ早に直輸入し販売しているスペースYOKOHAMA。

 同社は、旧時代のラプターから販売していた実績があり、またフォード系の最新電子デバイス(VCMIII)を駆使したメンテナンスをすでに行っているから、最新のラプターのみならず最新フォード車全般の改善やECUの最終チェックも確実に行われており、車両だけでなく整備面での安心感も非常に高いのである。

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