TEST RIDE

[試乗記]

今なお健在の「魅力」。あえて積極的に選ぶのもあり!

ダッジ デュランゴ

DODGE DURANGO

クルマも機械である以上、新しい方がいいに決まっている。だが例外も存在し、そういったクルマは後に名車なるかもしれない。

更新日:2010.11.21

文/編集部 写真/古閑章郎

取材協力/ジャパンレーストラックトレンズ TEL 03-5661-3836  [ホームページ]
     ファイティングラム TEL 03-5661-3836  [ホームページ]

ベースモデルのクオリティが何より高い

 2011年モデルとして新型が発表されたというのに、あえて旧型ダッジデュランゴ。「いまさら」的な感じがあるのは承知しつつも試乗してみた。
 このデュランゴは撮影後、不等長のロングチューブヘダースや足回りなどにカスタムを受ける予定であり、今が最期の貴重なノーマル中古車ということもあって、記録と記憶に残しておくためにも、あえて取材した次第。だが乗ってみると、いまさら的なオールドテイストを感じるよりは、非常に新鮮で貴重な体験が得られた気がしてならない。

 試乗車は99年型ダッジデュランゴ、5.2リッターV8エンジンを搭載したモデルである。

 このモデルが登場した時代はSUV活況の時代であり、トレイルブレイザーやエクスプローラーなどのライバルが多数いたおかげで、デュランゴは俄然注目を浴びた。特徴はミディアムクラスのSUVでありながらもV8エンジンを搭載していることとサードシートをも持つことだった。
 
 にもかかわらず、フルサイズSUVと比較すると圧倒的に小さく、使い勝手が非常に良い。そして何よりダッジブランドとしての硬派な雰囲気やスタイルが凝縮されており、見事アメ車ファンとそれ以外のSUVファンの心を捕らえたのだった。
 ちなみに、当時の搭載エンジンは5.2リッター(00年から4.7リッターに変更された)と5.9リッターV8の2機種。5.2リッターV8は230馬力、5.9リッターV8は245馬力を発生し、ミドルクラスSUVの中では、パワフルな1台としてファンも多い。

 本革シートに腰を下ろしスターターを回す。5.2リッターV8OHVエンジンは、不快な振動や怪しい息継ぎなどは一切伴わずにしなやかに目を覚ました。少々の暖気を経てATをDレンジへ。重みのあるアクセルペダルを踏み、撮影地へ向けてスタートする。極低速域でもこのクルマのやたらめったら高いボディ剛性は健在だった。以前にも数度運転したことがあるのだが、その当時の記憶と照らし合わせてもそれほど劣化した感じはなく、今なお中古車としての「程度」を確保している印象を受ける。

試乗車搭載されていた5.2リッターV8エンジンは230馬力、トルク41.5kg-mを発生させる。5.9リッターに比べ吹け上がりが軽く、高回転の伸びもある。

ステアリングの剛性感の高さが印象的なインテリア。各部のクオリティは高く、操作感も心地よい。この点においてはシボレーを上回る。時代的にも、メーカーがSUVに力を入れていた時のものといわれている。

レザーシートを装着しているため、高級感もプラスされている。ホントにこの時代にしては質感の高さを感じる。今の時代に触れたからこそわかる旧デュランゴの魅力である。

「最新のアメ車が最高のアメ車」とは限らない

 空いた国道でアクセルを踏んでみた。現代の感覚でいえばそれほど速い部類では正直ない。だが見切りの良いボディと機敏なステアリングの反応、そして不快なロールをほとんど伴わない足回りとの一体感が、ドライバーにかなり機敏なSUVに乗っている感じをもたらしてくれる(ステアリングの剛性感はかなり凄い)。

 この後登場する次世代デュランゴは、この軽快さをなくしてしまい、フルサイズへ移行することを前提に開発された。だがフルサイズにはバリバリの競合がたくさん存在し、その中で勝ち抜く魅力がなかったためか、生産中止という憂き目に。
 もちろんデザイン的な問題もあっただろうが、デュランゴはミドルクラスだから光った部分もあったのだ。

 今の時代、意外と機敏に反応するクルマは多い。だがそれは人工的な意図的な味付けのもと行われたある種のドーピングによるものだ。

 しかしこの時代の旧デュランゴは、ボディ全体がもたらす車重の軽さなども効き、トータルバランスの良さが光り、今なお魅力的なSUVであることがわかったのである。

 「最新のアメ車が最高のアメ車」などという言葉があれば、ほとんどのアメ車が当てはまるものの、一方で例外も確実に存在し、そういうアメ車こそ後に「名車」と言われるような存在になるのではないだろうかと思う。

 ちなみにデュランゴ以外にもC5コルベット、キャデラックセビル、フォードエクスプローラーなどは、新型が登場してもなお一つの個性を確立している光り輝く中古車である。

 この時代のデュランゴは、すでに旧モデルの中古車としてタマ数も限られているだろう。もちろん程度もピンキリなはず。
 しかし過去にブレイクした事実があるだけに、ショップもデュランゴのメカニカルなトラブル&メンテナンスポイントを確実に抑えている。
 だからこそ、多少の出費を覚悟してもあえてこの旧型にトライし、車両コンディションを整えた後にカスタムで個性を出すというのも悪くないと思ったのだった。

緊急用としての割り切りが必要だが、サードシートを装備している。この装備がデュランゴの爆発的ヒットをもたらした一因だった。

旧モデルと比較してひと回り以上大きくなり、若干重くはなったが、90馬力アップ(排気量が5.9から5.7へスケールダウンしたにもかかわらず)した強烈なエンジンを搭載するダッジ・デュランゴ。すべてにおいて進化したが、販売面では旧モデルには叶わなかった。

すべてにおいて洗練された事実はあったが、フルサイズ軍団を相手に訴求する魅力には乏しかったのだろうか? いまや日本においてもこの時代のデュランゴの中古車にお目にかかることは少ない。

RELATED

[関連記事]

2003 ダッジ ダコタ R/T plus

TEST RIDE

ジャパンレーストラックトレンズ

2013 ダッジチャレンジャーSRT8 392

TEST RIDE

BUBU / ミツオカ

2017 ダッジチャレンジャー R/T

TEST RIDE

BUBU / ミツオカ

SHOP

[同店舗記事]

レーストラック流 90年代シボレータホ

TEST RIDE

ジャパンレーストラックトレンズ

1992 GMC サイクロン

TEST RIDE

ジャパンレーストラックトレンズ

2003 ダッジ ダコタ R/T plus

TEST RIDE

ジャパンレーストラックトレンズ

スロットルコントローラー for ジープブランド車

SPECIAL ARTICLES

ジャパンレーストラックトレンズ

1973 トヨタ ハイラックス

TEST RIDE

ジャパンレーストラックトレンズ

1969 シボレーインパラ

TEST RIDE

ジャパンレーストラックトレンズ

ARCHIVES

[アーカイブス]

NEWS & INFORMATION

[ニュース&お知らせ]

SPECIAL ARTICLES

[特集]

CAR

[新着アメ車]

フォードマスタングGTプレミアム
フォードマスタングGTプレミアム

408万円

年式:2011年

走行距離:62,386km

ガレージダイバン

シボレーK1500
シボレーK1500

218万円

年式:1993年

走行距離:24,968km

ガレージダイバン

ジープグランドチェロキーリミテッド
ジープグランドチェロキーリミテッド

価格応相談

年式:1995年

走行距離:57,807km

ガレージダイバン

シボレーK-1500LT
シボレーK-1500LT

228万円

年式:1997年

走行距離:167,323km

ガレージダイバン

PARTS

[新着パーツ]

シボレー タホ サバーバン シルバラード 車検改善 日本仕様 左側通行用 ヘッドライト 94-99y 左右セット 対策済 
シボレー タホ サバーバン シルバラード 車検改善 日本仕様 左側通行用 ヘッドライト 94-99y 左右セット 対策済 

99,000円

ELECTLICAL

ガレージダイバン

C5コルベット ライセンカバー
C5コルベット ライセンカバー

22,000円

EXTERIOR

ウエストクラブインターナショナル

マスタング ヘッドライト 日本光軸 車検改善 日本仕様 左側通行用 ロービーム ユニット 2010-14y 左右セット VLAND製
マスタング ヘッドライト 日本光軸 車検改善 日本仕様 左側通行用 ロービーム ユニット 2010-14y 左右セット VLAND製

115,000円

ELECTLICAL

ガレージダイバン

00-06y シボレー タホ サバーバン 99-02yシルバラード ヘッドライト LED 日本光軸仕様 車検改善 日本仕様 左側通行用 左右セット
00-06y シボレー タホ サバーバン 99-02yシルバラード ヘッドライト LED 日本光軸仕様 車検改善 日本仕様 左側通行用 左右セット

115,000円

EXTERIOR

ガレージダイバン

スーパフォーマンス・ジャパン公式HP

CAR

[新着アメ車]

フォードマスタングGTプレミアム
フォードマスタングGTプレミアム

408万円
支払総額442万円

年式:2011年

走行距離:62,386km

ガレージダイバン

シボレーK1500
シボレーK1500

218万円
支払総額244万円

年式:1993年

走行距離:24,968km

ガレージダイバン

PARTS

[新着パーツ]

シボレー タホ サバーバン シルバラード 車検改善 日本仕様 左側通行用 ヘッドライト 94-99y 左右セット 対策済 
シボレー タホ サバーバン シルバラード 車検改善 日本仕様 左側通行用 ヘッドライト 94-99y 左右セット 対策済 

99,000円

ELECTLICAL

ガレージダイバン

C5コルベット ライセンカバー
C5コルベット ライセンカバー

22,000円

EXTERIOR

ウエストクラブインターナショナル

スーパフォーマンス・ジャパン公式HP

ページトップ