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[試乗記]

スペースYOKOHAMAに入庫した最新グラディエーター

2020 ジープ グラディエーター

「ラングラー+荷台」によって恐ろしほどカッコイイ

期待されていたラングラーのピックアップモデル、グラディーター。その実車を取材した。実物は、想像以上に迫力があり、カッコイイ。

更新日:2019.09.20

文/石山英次 写真/古閑章郎

取材協力/スペース YOKOHAMA TEL 0455300139 [ホームページ] [詳細情報]

最新車両を一早く直輸入するスペースYOKOHAMA

 昨年フルモデルチェンジを実施したジープラングラー、通称「JL」型には、そのピックアップ版たるグラディエーターの登場が控えていた。2020年型ジープグラディエーターである。販売グレードは「スポーツ」、「スポーツS」、「オーバーランド」、「ルビコン」の4種類。

 このグラディエーターは、今のところ正規導入の予定はないことから、日本に数あるアメ車ショップが独自に直輸入しているのが現状である。そんな中、スペースYOKOHAMAがグラディエーターを早々に上陸させた。

 モデルは2020年型ジープグラディエーター ルビコン。ファクトリーオーダーしたド新車である。

 スペースYOKOHAMAといえば、アメ車の最新車両をいち早く直輸入することで有名であり、今現在もチャレンジャーのワイドボディやデュランゴSRT、さらにはリンカーンナビゲーターブラックレーベル等がショールームに展示されている。

フロント部分からドア部分に至るまではJLラングラーと同一であるが、それ以降のボディ後部を31インチ延長し、ホイールベースも19.4インチ延長して製作されているから、パっと見はラングラーに見えるものの、実物の印象はまったく異なる。

ラングラーの4ドアモデルに荷台が付いた感じだが、ホイールベースの延長で上手くバランスが保たれたデザインになっており、恐ろしくカッコ良く、迫力がある。

それいでいてラングラー譲りの走破性は犠牲にされていなのがグラディーターの優秀なところ。

荷台の使い方、カスタマイズの仕方によっては、ここからさらにカッコ良くなる。筆者はラングラー好きだが、グラディーターを見たら、間違いなくグラディーターのファンになるはず。

パっと見、ラングラーに見えるものの、実物はまったく異なる印象

 一方で、最新設備を備えた、全国に名を轟かすファクトリーが存在し、最新機器を確実に使いこなせる手練のメカニックも存在する。

 すなわち、直輸入車に対する不安部分を減らすための努力を怠らないショップであり、だからどんなメーカーの最新車両をも扱うことが可能、しかも実車を取り揃えることで、実車ありきの販売手法を敷いているからこそ、ユーザーたちから絶大なる信頼を獲得しているショップである。

 そんなスペースYOKOHAMAには、このグラディエーターの他に、もう一台入荷することが決まっているというから、気になる方は見に行くことをオススメする。

 さて、グラディエーターであるが、基本はJL型のラングラーがベースであるから、フロント部分からドア部分に至るまではラングラーと同一である。だが、それ以降のボディ後部を31インチ延長し、ホイールベースも19.4インチ延長して製作されているから、パっと見はラングラーに見えるものの、実物の印象はまったく異なる。

 簡単に言えば、ラングラーの4ドアモデルの後席までの空間は同じであり、その後のスペースが荷台になった感じ。だが、ホイールベースの延長で上手くバランスが保たれたデザインになっており、ピックアップトラックとしてみれば、恐ろしくカッコイイ。

 ピックアップトラックの、あの「いかにも」感がなく、あくまでジープラングラーの4ドアモデルでありながらも、ピックアップとして使えるところが、いかにもレジャー好きなアメリカン好み。

 しかも後部の荷台にはオフロードバイク2台、あるいはカヌー2艇を積めるだけの積載スペースがあり、また最大で約3470キロまでの車両を牽引する能力があるから、たとえばボートやジェットなどの乗り物からキャンピングトレーラー等を引くことが可能である。

搭載されるエンジンは、3.6リッターV6ガソリンエンジンで、285hp、最大トルク260lb-ftを発生させる。

ルビコンのフロントバンパーには、ご覧のようなウインチマウント付きフロントバンパーが装備されている。

タイヤサイズは285/70R-17インチホイールはグラナイトクリスタルアルミを装備する。

ラングラーを遥かに上回る迫力

 さらに4ドアラングラーとしての居住性がほぼ失われていないのも嬉しい。また走らせればルビコンベースの走破性が、通常のピックアップを遥かに越える走破性が頼もしい。

 このボディに搭載されるエンジンは、JLと同様の3.6リッターV6ガソリンエンジンで、285hp、最大トルク260lb-ftを発生させる。それを8速AT(6速MTもある)で駆動させる。乗員定員は5名である。

 ピックアップ版となったラングラーであるが、走破性を維持するために最低地上高やアプローチアングル、デパーチャーアングル等は確保されており、水深も30インチ程度なら侵入可能である。しかも取材車のようなルビコンともなれば、さらなるオフロードでの走りが期待される。

 FOXレーシング製のショックが装備され、ヘビーデューティ仕様の4WDシステム(4.10リアアクスルレシオ)やウインチマウント付きフロントバンパー、17インチアルミ&33インチタイヤを備え、エクステリアではトップとオーバーフェンダーがボディ同色になっている。

かつてのジープの面影は微塵も感じさせない最新ジープのインテリア。質感はかなり高い。しかも左ハンドルの自然な感じがさらにいい。是非、多くの方に触れていただきたい逸品である。

メーター類は、液晶とアナログメーターを融合させた独自なもの。視認性も良く、質感も良いから、ドライバーの満足感も非常に高い。

搭載されるエンジンに組み合わされるミッションは8速AT。この他に6速MTもラインナップされているから、あえて左ハンドル+MTギアをオーダーするのもオツなものだと思う。

街中を走るグラディエーターの迫力は、ラングラーを遥かに上回る。ロングホイールベースのデザイン的効果が如実に現れるのだ。

実車は想像以上にカッコイイ

 一方インテリアは、レザーシートを含めた豪華装備が付帯され、アップルカープレイ&アンドロイドオート対応の8.4インチタッチスクリーンディスプレイが装備される。

 また、今時の安全装備も充実しており、「ブラインドスポットモニター」や「リアクロスバスディテクション」、リアバックカメラの「パークビュー」等によって運転支援や障害物に対する警告音でドライバーに危険を知らせてくれる。

 初めてみた実車だが、想像以上にカッコイイと思えたのは、このグラディエーターが初めてである。デザインが、あのラングラーであるというのが最大の理由だろう(荷台を付けても魅力がまったく落ちないのが素晴らしい)。

 しかも、それでいてピックアップ然としていないところが、尖ってない感じがして誰にでも好印象だろうし、使い勝手は4ドアであるから良好だし、荷台の使い方はオーナーによって無限大だろうし…。

 とにかく遊び方がいっぱいあり過ぎて(クルマ自体をいじって遊ぶことも可能だし)、困ってしまうくらい魅力的な車両であるから、近年稀に見る傑作車の登場と言っていいだろう。

 くわえてその販売ショップが、新車販売の実績の高さとメンテナンス処理の適切さを誇るスペースYOKOHAMAであるというのもオススメの理由である。それにしても、左ハンドルのラングラーってほんと楽しい(てか、これこそが本来の自然な感じなのだろう)と改めて思ったのである。

シートはレザー仕様の豪華装備。基本着座位置等はラングラーに準じるものの、動かすとホイールベースが長くなっている分、違いが明確に分かる。安全装備やドライバー支援装備も充実している。

一番気になっていたリアの居住性であるが、まったく問題なし。荷台を作ることでスペースが犠牲になっていることは皆無。ということで、4ドアラングラーとして使え、プラスαで荷台が付いたわけだから、ファンカーとしてのグラディエーターの価値は非常に高い。

4種類あるラインナップの中でトップグレードのルビコン。その足回りにはFOXレーシング製のショックが装備され、ヘビーデューティ仕様の4WDシステム(4.10リアアクスルレシオ)やウインチマウント付きフロントバンパー、17インチアルミ&33インチタイヤを備える。

荷台の使い方は自由自在。単純にピックアップのように使うも良し、下記写真のようにテント等を配するも良し、社外のキャノピーを装着しても良し。

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