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特集 SPECIAL ARTICLES 1966 フォードマスタングVIntage Mustang is cool than Super Car.

1966 フォードマスタング

旧車価格高騰により高嶺の花になりつつある今、この個体は奇跡に近い

一部ではスーパーカーよりも高額な車両取引が行われているアメ車の旧車モデルだが、その中でもビンテージマスタングには、多くのファンが存在する。そういった方々にオススメのマスタングを取材した。

更新日:2018.07.23文/椙内洋輔 写真/古閑章郎

取材協力

BUBU / ミツオカ
TEL 0120-17-2290 [ホームページ] [詳細情報]

BUBU横浜
TEL 045-923-0077 [ホームページ] [詳細情報]

一期一会ゆえに現車販売のみ

 魅力的なアメ車を日本に直輸入しているBUBU光岡グループのBCD(BUBU CALIFORNIA DIRECT)には、『BUBU VINTAGE』と呼ばれるヴィンテージカー(クラシックカー)部門が存在している。

 この『BUBU VINTAGE』は、クラシックカーに詳しい同社の日本人エキスパートが、ロサンゼルスの現地法人をベースに独自ルートでファインコンディションの車両を仕入れているのだが、車両のコンデションはもとよりそのラインナップの広さは特筆もの。50~70年代のモデルを中心に「一体何処から見つけてくるのだろう?」と驚くほどに質も種類も充実している。

 そんな『BUBU VINTAGE』で面白いのは、完全な現車販売主義を標榜しているところ。すなわち、ユーザーからのオーダーを受け付けていない。

 一般的に、アメ車のヴィンテージカーを販売するショップのほとんどは、ユーザーからのオーダーがあってから車両を探し始めるのが普通。具体的に言えば、ユーザー側が自分の求める車両の車種、年式、グレード、予算といった条件を提示し、それを元にショップが日本国内やアメリカで条件に合致した車両を探すのである。
搭載されるエンジンは289ci-V8=4700ccのV8エンジンにフロア3速ATの組み合わせ。当時カタログ表示は200hp、最大トルク282lb-ftを発生させていた。
1966年型マスタング。ボディスタイルはオーソドックスなノッチバックタイプの2ドアハードトップ。コンディション良好かつオリジナルパーツを多数残す。
このバックスタイルの美しさは特筆ものだろう。ここにこそ旧車デザインの魅力が詰まっている。
「アメリカ全土においても、程度の良いヴィンテージカーというのは現在では稀少であり、探せばすぐに見つかるというものではありません。でもその中でコルベットとマスタングに関しては常にアンテナを張り巡らせこだわっております」と店長の市川氏は語る。
超絶驚きなインテリア。当時のままをそのまま動体保存されているかのような各部。こういった車両がまだ入手可能というところにアメ車の可能性を感じるのである。
オリジナルパーツを数多く残す点でもかなり優秀。
メーター類もすべて動作確認済み。普通に動く。

オールドマスタングはこだわりの一台

 実際、BUBUにおいても、通常のBCDでは新車を中心にオーダー販売も受け付けているのだが、BUBU VINTAGEではそれを一切行っていない。

 その理由については「アメ車と言えども、程度の良いヴィンテージカーというのは現在では稀少であり、探せばすぐに見つかるというものではありません。もちろん予算や時間の制限がなければ探し出すことも不可能ではありませんが、弊社としては何時見つかるか?いくらになるか?も分からない車両のオーダーを受けるわけにはいきません」とのこと。

 また、「程度の良いヴィンテージカーを購入するには『運』的な要素も大きく作用します。これはユーザー様だけでなく仕入れる側にも言えることで、例えばアメリカで良い出物が見つかった場合、即決での判断を求められる場合も多く、買うか買わないか?は、仕入れを担当する弊社のエキスパートが、自分の知識と経験とカンに従ってその場で決めるということも少なくありません。簡単に言えば車種や年式を選んでる余裕はないというか、運良く見つかった車両が良いと思えば買うし、ダメだと思えば買わないというスタンスで車両を仕入れているとも言えます」

 とはいえ、こうした仕入れにも例外がいくつかあるという。その代表例がコルベットとマスタング。これから紹介する車両も含め、BUBU VINTAGE には必ずと言っていいほど途切れることなくこの2台の歴代モデルが販売されている。すなわち、BUBU VINTAGE におけるこだわりのひとつがコルベットやマスタングなのである。

 しかも、そこで取り扱うコルベットやマスタングは驚くほどキレイであり、そのままエンジンがかかり、そのまま一般道に出られる。

適度にレストアされた個体とは全く異なる雰囲気

 取材車両は1966年型マスタング、2ドアハードトップ。搭載されるエンジンは289ci-V8=4700ccのV8エンジンにフロア3速ATの組み合わせである。

 この年代、つまり初代マスタングは1964年の途中で発表されたこともあってデビューイヤーは64・1/2(ロクヨンハーフ)と表記され、65年型では年間約55万9000台、66年型では約60万7000台という驚くべき生産台数をマークした大ヒットモデル。

 ボディスタイルはオーソドックスなノッチバックタイプの2ドアハードトップとコンバーチブルでスタートし、65年型からは流麗なルーフラインを誇るファストバックが追加され、その基本的なデザインは66年型までそのまま継承されている。

 ちなみに、このマスタングは世界中のクルマ達に多大なる影響を与えた。例えば70年代のトヨタがコロナでセリカを作り、、日産はサニーでシルビアを、ホンダはプレリュードに三菱はギャランGTOを作ったわけである。

 で、取材車である。搭載される289のV8エンジンは、当時200hp、最大トルク282lb-ftを発生させた。いわゆるスモールブロックの傑作と言われたフォード謹製V8エンジンであり、現車にはその当時の面影がエンジンルームにぎっしりと残されている。

 聞けば、この66マスタングには、オリジナルパーツがそのまま使われているところが多数あり、適度にレストアされた個体とは全く異なる雰囲気を漂わせている。
組み合わされる3速AT。シフトノブ等の動きにも遊びはない。
エアコン吹き出しのユニットは当時からのオリジナルもの。
ダッシュ周りのデコレーションやゲージ類もオリジナルパーツのままである。
シートはシッカリとしたコシのあるもの。シートベルトのいらない旧車ならではの座り位置だった。
初代マスタングはアメリカ本国でも現在コレクターズアイテムとしてのバリューが非常に高騰している。
タイヤとホイールキャップはリニューアルされている。

触るのを躊躇うほどの質感

 もちろん、これまた手が加えられた部分も随所にあり、たとえばアルミラジエータが装備されていたり、ニュータイヤが装着されていたりと走りにかかわる部分なのだが、それ以外のインテリア等にはダッシュ周りのデコレーションやゲージ類、エアコンのエバポレーターと吹き出し口のユニット、エンジンコンパートメントでもバルブカバーやエアクリーナーハウジング、エアコンのコンプレッサー等がなんとオリジナルパーツであり、触るのを躊躇うほどの質感を醸し出している。

 取材日はつい先週の気温35度に迫る酷暑日。それでもこのマスタングは一切ぐずることなく、淡々と撮影に耐えていた。正直、取材している人間の方が先にダウンである。そのくらい熱に強かった。くわえて、ステアリングの動きが正確かつパワステの効きも適度に良く、よくありがちなフラフラの状態とは全く異なる個体だった。

Vintage Mustang is cool than Super Car.

 個人的に思うが、「もし将来マスタングをレストアして国道137をのんびりドライブしたい」なんて妄想を抱いている方にはもってこいの車両ではないか、と。もちろん、このままだって十分に走れる個体であるが、「より完璧を目指す」というなら、それこそこの個体をベースにした方がよいと思う。というのも、リプロパーツがあまり使われていない個体だからこそ、である。

 いまや、世界中で旧車の価値があがり、また高額な費用をかけてレストアし、それを一段と高額な価格で販売する商売が世界中で横行している。一部ではスーパーカーよりも高額な車両が存在するし、実際に価値もある。だから、こうした貴重な存在は、どんどん高嶺の花になりつつあり、今、日本で400万円以下でこのマスタングを入手できることは世界的に見れば「奇跡に近い」わけである。

 個人的にも、ここ最近何度も書いているが、スピードに興味がなくなるとやはり旧車への興味が俄然わく。デザインの美しさやキャブレターサウンドが奏でる独特の世界観の虜になってしまうわけである。そういう意味では、Vintage Mustang is cool than Super Car.

 そんな方々の気持ちが手に取るようにわかるのである。
一部ではスーパーカーよりも高額な車両取引が行われているアメ車の旧車モデルだが、その中でもビンテージマスタングには、多くのファンが存在する。まさしくスーパーカーよりもカッコイイと。そういった方々にオススメの個体だと思う。

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